2018年2月4日日曜日

偶然

偶然

誰でも一度は、友人や知り合いに、意外な場所でばったりあったりした経験をお持ちでしょう。
 それを単に、偶然の出来事だととらえていませんか?
 実はこれは、霊磁力の仕業なのです。
霊磁力は決して人だけが持つ物ではありません。
動物も、植物も、それどころか無機物である金属やプラスチックでさえ、持ち合わせている物なのです。
 一人の人間が持っている霊磁力は常に一定ではありません。
絶えず人間同士、物同士、人間対物の間で霊磁力のやりとりをしているのです。
 ハイキングに行って森林浴をすると頭がすっきりとします。
マイナスイオンの働きだと言われますが、
私の感じるところでは、山や川は遙かな時間、霊磁力を多く蓄えてきた霊磁体です。
そして強い霊磁力は人間のくずれた霊磁力のバランスを整えてくれます。
マイナスが欠けていればマイナスを補充してくれるのです。
 また、霊磁力が体に多大に蓄積された人間はお互いに引き合います。
 私の経験のなかでも、もっとも劇的な事柄があります。
 12年ほど前の12月24日。
クリスマスイヴの朝、私は新宿のホテルにいました。
私の自宅は大阪なので、出張中だったのです。
 朝、目が覚めると、どうしても北海道に住むSさんに会いたくて仕方なくなりました。
ま、声だけでもとご自宅に電話すると、奥様が出られ、今、主人は東京だと言われます。
どこですかとお聞きすると、八王子のアイスアリーナで開かれている、国土と王子製紙のアイスホッケーの日本一決定戦を見に行っているとのことでした。
 「じゃ、私は今新宿で、八王子は車で行けば、そう遠くないので会いに行きます」と言うと、
「何万人も人がいるのだから、会えるわけがない」と、おっしゃいます。
 しかし、そのとき私は自信があったのです。Sさんに会える自信が。
 レンタカーを借りていたので、早速私はホテルをチェック・アウトし、八王子に向かいました。
渋滞もあって、アリーナまで2時間ほどかかりました。
アリーナの駐車場は空いていました。もう、試合は終わってしまったと駐車場の係員が言います。
駐車場はメインゲートの真裏にあり、なるほど向こうに人の列が見えます。
普通ならここであきらめるところですが、なぜか私は自信たっぷり。
 アリーナの横を歩き始めました。
そのとき、アリーナ横のドアが気になりました。メインの出口ではないのでそこから観客が出てくるはずがないのに、あ、Sさんがあそこから出てくるだろうな、と感じました。
そして、まさにそのとき、Sさんがそのドアから出てこられたのです。
「Sさん、会いに来ました」「会いに来たって、こんな何万人もいるところで会えるなんて、偶然でもありえないよ」
びっくりされていましたが、羽田の飛行機に乗り込むため、急いでおられたので、会えたのは八王子駅のホームでお別れするまでの7ー8分だけでした。
このとき私は神の存在を感じ、今では霊磁力の力だと信じるようになったのです。
この後、私は数々の不思議な体験をすることになりますが、霊磁力はすごい力を発揮すると言うことを覚えておいてください。
そして、この霊磁力の存在を知るか否かでは、人生の有り様ががらっと変わることをより多くの方々に知っていただきたくてこの原稿を書いています。

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