2018年2月4日日曜日

ハリーポッターと陰陽師

ハリーポッターフィーバー

2001年に日本も巻き込んで、本に映画にと大フィーバーとなったハリーポッターですが、私が「ハリーポッターと賢者の石」を手にしたのは2000年11月6日の事でした。
この原稿を書き始める直前で、雷を意識していた時期だけに、みけんに稲妻の傷跡がある魔法使いである主人公、ハリーポッターはとても身近に感じました。
そして、題名にもある賢者の石。
霊磁力の凄さを感じさせますね。預言者の気分を味わいました。
 大人も子供も引き込んで虜にしてしまった、この不思議な物語がこんなにも社会に受け入れられたのはどうしてでしょうか。
次に触れる陰陽師ブームもそうですが、物質文明、お金さえあれば何でも出来る、幸せだという社会的価値観がそろそろ終わりに来ているからだと思います。
さらに、日本は不景気のまっただ中にあり、大企業に勤めていても明日は保証されない。
いや、既に退職を余儀なくされてしまった方も多いはずです。
世はこころを、神を求めています。

陰陽師ブーム

夢枕莫氏によって書かれた陰陽師の文庫本を手にしたのは2000年12月11日の事でした。
陰は-、陽は+、中国からわたってきた陰陽五行をもとに、日本で独自の発達を遂げた陰陽道、1100年もの前、平安時代に宮中を陰で支えてきた陰陽師、その頂点に立ったのが安倍晴明です。
印を結んだり、呪文を唱えたり、天文を見たり、式神を自由に操ったり。
とっても魅力的な人物ですが、ここまでブームになるとは思いませんでした。
NHKのドラマや映画にまでなったのですから。
 しかし、ハリーポッターにせよ陰陽師にせよ、本の読者や映画の観客はそれを現実として信じていない人がほとんどです。
ファンタジーにすぎない。にもかかわらずこのフィーバーぶり・・・
ひょっとすると、陰で霊磁力が働いているのかも知れません。
 実は、私の家から自転車で10分ほどのところに安倍晴明神社があります。
安倍は阿倍の起こりで、私の住む大阪市阿倍野区は安倍氏ゆかりの地として知られます。
そんな神社がそばにあると知ったのは本を読んだ後でした。
 2001年1月23日。訪れてみると、安倍晴明生誕の地とあります。
空高くそびえる狐の像は晴明の母親と伝えられる白い狐にちなんだものです。
小さい社ですが、お稲荷さんもちゃんと祀ってあります。
 そのころから今まで、風邪でもないのに咳がしょっちゅう出始めます。
周りの人も咳をしていることが多くなってきました。
こんこん、こんこん、と。
まるで狐の鳴き声のように。
 そして、ついにその瞬間が訪れました。
 2002年1月2日炎の写真を写そうと、箕面の神社を訪れ、本殿とお稲荷さんを詣でた後、持参した古い破魔矢や絵馬を境内のたき火にくべ、8枚ほど撮影しました。そして、現像があがってきたとき、そこに写っていたものは、紛れもなくおきつねさまの形をした炎。
皆さんもご覧下さい。
おきつねさま
 神道や古事記に詳しい出版社の方や、撮影した神社の神主さん、先日行った伏見稲荷の社務所の方も大変驚いておられました。
このことで、前からそうではないかと思っていたことが確信にいたりました。
狐の霊は確かに存在し、僕を晴明神社や伏見稲荷に導いてくれたのだと。
狐という名の、霊磁体。
神の遣い、眷属と言われますが、狐の霊にもピンからキリまであり、低級なものは人に憑いたり害をなしたりします。
この写真のおきつねさまは、由緒あるお稲荷様の遣いでユーモアと愛情にあふれ、強い力も持っているので高級霊に属し、読者の方に害をなすことはないのでご安心下さい。

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