2018年2月4日日曜日

クリスマス

クリスマス

2000年12月24日、20世紀最後のクリスマスイヴ、それが今日です。
クリスマスほど不思議な物も珍しいと言えます。
日本の人口のうち、キリスト教徒は僅か1%にすぎません。
にもかかわらず、クリスマスを知らない日本人は皆無に近いでしょうし、多くの家にクリスマス飾りがおかれていることでしょう。
クリスマスツリーは当然。
一個建ちの家には電飾がなされているところも最近多くなってきました。
それなのにクリスマスがイエスの誕生を祝うキリスト教の祭事であることすら知らない人々が意外にいます。
クリスマスはもはやキリスト教とは離れたところで増殖しているのです。
この国では12月前から町のあちこちにクリスマスツリーが飾られ、クリスマスソングが流れ、テレビのトレンディドラマはクリスマスの最終回に向かってクライマックスに向かい始めます。
凄い霊磁力だと思います。
我が家の小学生の娘も、明日朝のサンタからのプレゼントを楽しみにしています。
我が家は年に一度だけ礼拝に行きます。
それは、クリスマス燭火礼拝です。
どこの宗教にも属していないと最初に断りましたが、教会に行かないわけではありません。
神社も好きだし、寺にも行きます。
そこに存在する霊磁体と交わりを持ちに行くのです。
というよりは招待されるという方が適当かもしれません。
招待状が来るわけでもないし、知り合いが誘いにくるわけでもないのですが、毎年、何となく参加してはキャンドルサービスや賛美歌やハンドベルを楽しみに行くのが我が家流です。
本日の牧師による説教のテーマは「不思議なできごと」で、人生にはマイナスのことが多いがそれが神によってプラスに変えられる、というものでした。
プラスマイナスというキーワードが出てきました。
これは、偶然ではありません。しかし、マイナスが悪いイメージで使われています。
霊磁力では、マイナスこそが大切なのです。幸運をもたらすものなのです。
1818年のオーストリアで、オルガンが壊れたおかげで「きよしこのよる」という曲がこの世に生まれたという説教でした。

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