2018年2月4日日曜日

自我

自我

人をコントロールしているのは基本的に霊磁力であるはずですが、人間、この世に生を受けてから歳月を重ねてくると「自我」というやっかいなものに人生を左右されるようになってきます。
運命の流れともいえる霊磁力の自然な流れを素直に受け止めることができなくなっていくのです。
学校では学校で、職場では職場で、思うに任せないことに遭遇すると、人は無理をしてしまいます。
それが万物のバランスの一部を壊すことになり、結果的にしっぺ返しを食うことになるのです。
目の前では、一見努力などで事態が好転したかのように見えることがあっても、長い歳月の後、振り返ってみるとそれが失敗であったことに気づくのです。
 中国の思想家、老子や荘子は「無為自然」を説き、水に浮かんだ葉っぱのように自然に流れるように生きてゆくのが一番だと説きましたが、今や地球上のあちこちで万物のバランスが損なわれた磁場が出現し、生きにくくなっています。今は、老荘思想も通じない場合が多いのではないでしょうか。
そのバランスを崩したのは、他ならぬ人類です。

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