2018年2月4日日曜日

いのちとは

いのちとは

霊磁力は生まれる前から、というより精子と結合する前から母親の胎内で卵子の傍らに存在していると考えられます。
単なる±の固まりとしてだけでなく霊的いのちとして。
ただしその間は眠った状態にあり、精子と結合した時点で活動を始めるようです。
この活動初期の霊磁力は、きわめて純粋なもので、宇宙の調和に則った霊的存在です。
霊的存在として体の背後にいるので、人格や性格とは関係ないと考えれられます。
ただし、霊磁力としてはその純粋性故に自然の声を聞くことができ、母親の電磁力に影響を与え、自然災害から遠ざけたりすることがあるようです。
震災などの時に偶然その地に居合わせなかった人や、生き残った人にに妊婦が多いのはこの純粋な霊磁力のおかげなのでしょう。
霊磁力は人間が成長していくに従って、複雑な形を取ってきます。胎児の頃の純粋性を保つことはほとんどありません。
というのは、霊磁力はこの世のあらゆるものに宿り、互いにやりとりをしているからです。
最初に母親、そして医者や看護婦、もちろん病院のいろんな器具、空気、空を漂ういろんな霊たち、お宮参りに行った神社、親が与えるおもちゃやテレビなどからもいろんな霊磁力が発せられており、それらの中からなにがしかを吸収し、なにがしかを奪われているのです。
こうして人は成長していきます。先祖の霊が憑くこともあるかもしれません。
人を愛し、人を憎み、信仰を持ち、仕事に就き、金銭を入手し、使い、時に金に支配されることもあるでしょう。
そのような様々な過程で霊磁力は形を変え、成長し、また縮小したりするのです。
これを、いのちと呼べるのではないでしょうか。
この、霊磁力のいのちは、形のないものですから、肉体が滅んでも損なわれません。永遠のいのちです。
電気的な要素を含んでいるので、カメラにうつったり、火の玉として目撃されたり、夢枕にたったりすることもあるかもしれません。
その後この霊磁力の固まりは、たいていの場合、元の小さな±の小片となって、宇宙の調和にあわせて漂い、集まり、また新たな霊磁力の固まりとして生まれ変わることになります。
聖書の中に、「あなた方はちりから生まれたのだからちりに帰る」、と神が禁断の木の実を食べたアダムとイヴに告げるシーンがありますが、この、ちりというのが霊磁力の最小単位なのではないでしょうか。
生に執着する霊磁力は分解されず、いろんなところでいろんな影響を与え、人をたたったり、ポルターガイスト現象を引き起こしたり、こっくりさんに出てきたりするようです。
 無論無害な霊もいます。自分の子供や子孫に憑いて、悪から遠ざけたり、守ったりするものもいるようです。
いのちとは、霊磁力の固まりだと書きました。
そうなると、あなたの身の回りにあるもの。動物はもちろん植物、そして無機的なもの、パソコンや車や机や太陽、雲、月、空気・・・すべてにいのちがあることになります。霊磁力の固まり、すなわち霊磁体は意志を持っています。
そう考えると、花をほめると綺麗になったり、車やパソコンの機嫌を損ねると、とたんに調子が悪くなったり、晴れ男や雨男、雷男さえいても不思議ではありません。
 しかし、そうなると、なかなか大変です。
あなたはどこにいても常に何かに見られていることになります。
良い行いも、悪い行いもすべて・・・
欧米のキリスト圏では子供に次のように教えるそうです。
「誰もいないと思って悪いことをしてはいけません。神様が見ています。」
私は何らかの宗教団体に属していませんが、神については仮説を持っています。
森羅万象すべての霊磁力を統括するもの、というより総体と呼べるものだと思います。
ですから宇宙の調和を乱すことのない範囲であれば、願い事も聞き入れてもらえるでしょうし、それ以上に大事なのは、あなた自身の考え方や行動が調和の中に小さな嵐を巻き起こし、それがほかの人に伝わって大きなうねりとなったとき、神は動きます。バランスをとるように。
2000年も有珠山や三宅山噴火に代表される天変地異が国内外で多く起こりました。
私はこれらのことに神と呼ばれる大いなる霊磁力の意志を感じるのです。

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